寺院紹介

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臥龍山能仁寺 安養院

   
所在地 〒141-0031 東京都品川区西五反田4-12-1
T E L 03-3491-6869
交 通 東急目黒線/不動前 徒歩5分
開 創 平安時代 (慈覚大師円仁)
本 尊 釈迦牟尼如来 (涅槃像)

当山は臥龍山安養院能仁寺と申します。本尊様は釈迦牟尼如来(涅槃像)副本尊(脇侍)は如意輪大宝観世音菩薩・金剛蔵王童子菩薩であります。
当山は平安朝の初め、天台宗第三世慈覚大師に依って開かれました。
中興開山は唱岳長音木食上人と申し上げます。寛永元年(1624年)に再建され、自ら彫刻した阿弥陀如来像を安置して千日の不断念仏行を勤まれました。更に上人は自作になる一丈六尺の寝釈迦(涅槃像)を安置供養されました。
御開山長音上人は唱岳と号され、信州虫蔵の巌窟で草衣・念仏の行に勤まれること24年、木食・念仏の行を積まれ、あまたの仏像を刻まれました。晩年は、羽州秋田念来山帰命寺に止まり、79歳で地中深く穴を掘り、その中に棺を入れて、自ら棺の蓋を閉じ、鐘を叩いて念仏を唱えながら捨身入定なされ、静かに極楽に参られました。
当山の檀祖は義士で有名な赤穂浅野公の本家、芸州藩主浅野長晟公の室で八代姫と仰せられます。出家して当山に止まり、安祥として極楽に往生されました。荼毘に際し、五色の舎利が現れたという事です。
その後、浅野家は当山の絶大なる外護者となりました。暫くして中国の帰化僧獨湛が当山に逗留し、宝永2年現在の山門に掲げられた『安養院』の扁額を製作しました。『江戸名所図会』には当山の古姿を載せ、荘厳広大な昔の雄姿を偲ぶよすがとなっていますが、浮世の風に晒され幾変遷へて現在に至って居ります。境内には、栃木・定願寺より観音堂(室町時代)一宇寄進されました。
更に近年(平成3年)第25世道暢大和尚の遺志を元に「北インド・チベット仏教美術」館を開館させました。本堂の地下約80坪に仏像・仏画数百点、その他資料数千点を常設展示しております。特にチベット僧により製作された砂マンダラは圧巻です。

 

○文化財
開山木食上人作涅槃像(当山御本尊8尺)
行基作不動明王(平安時代)
如意輪観音像(比叡山横川より)
胎蔵界大日如来(室町時代)
恵心僧都作阿弥陀如来像(鎌倉時代)
涅槃図・当麻曼陀羅(江戸時代初期)
三千仏礼拝行掛軸三幅(江戸時代)
木食円空作八大龍王像(江戸時代)
木食微笑仏・阿弥陀如来像(江戸時代)
十一面観音像(江戸時代)
恵比寿・大黒天像300体(江戸等)
安土桃山時代板碑三基・小型五輪塔
廻国六十六部法華納経所塔
法華納経十三重の塔
念仏供養塔 木食上人(3.64m延宝3年)
念仏講中供養塔(3.5m貞享4年)
厄除け宝篋印塔・鉄砲塚供養塔(木食)
和蘭矮狗玄雋の碑(文政11年)
安養院石仏群 庚申・馬頭・不動・地蔵
安養院千体仏(舟型光背石仏群)
韓国石仏群 新羅時代弥勒菩薩立像(3.85m)
高麗時代文人像(1.75m)
中国清代狛犬一対(2.95m)
檀祖・称専院殿五輪塔(延宝7年)
墨蹟 支那(明)獨湛筆 『安養院』 扁額
豊道春海 寺号・名号石碑
傳益瑤襖絵