寺院紹介

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不老山薬師寺 成就院(通称:蛸薬師)

所在地 〒153-0064 東京都目黒区下目黒3丁目11番11号
T E L 03-3712-8942
交 通 東急目黒線/不動前 徒歩6分
開 創 天安2年 (西暦858年)
本 尊 薬師如来

成就院は、天安2年(858年)慈覚大師円仁によって開創されました。大師は若い時から眼病を患い40歳の時、自ら薬師仏を刻み、御入唐の時も此れを肌身につけて行きましたが、 帰りの海路、波風が荒れたので、その御持仏を海神に献じて、危急をのがれ、無事に筑紫の港に帰り着きました。その後大師は、諸国巡化の砌、肥前の松浦に行かれますと海上に光明を放ち、さきに海神に捧げられたお薬師さまのお像が、蛸に乗って浮かんでいるのを観て、随喜の涙にむせび、その後、東国を巡り目黒の地に来た時、諸病平癒のために、さきに松浦にて拝み奉った尊容をそのままに模して、一刀三礼、霊木に刻み、護持の小像を其の胎内に秘仏として納め、蛸薬師如来と称え奉られました。かくして本尊の殊勝の12の大願による福徳威力、信心の人は、心願悉く成就し、除災長寿の利益遍く千年余の今に至るまで、弘く信仰されて来ました。
元和の頃、家光公が、目黒の里に鷹狩のみちすがら親しく当山に参拝し、霊験を聞し召され、また当山の住侍舜興和尚と家光公との御談によって、保科正之は、生母お静の方が、当山での祈願を成就して、二代将軍秀忠公の第三子として世に出て、高遠城主に取りたてられ、のち会津城主に転封され、松平家の祖となり、四代将軍家綱公をたすけて大いに善政をしきました。
このお静の方が大願成就の為に奉納された地蔵尊がお静地蔵尊と呼ばれ境内にまつられています。
また、幕府の老中となって寛政の治をなした松平定信(白川楽翁公)はその著書、「花月草子」の第5巻に「蛸薬師」の一項を設け、御利益(ごりやく)を数100字にわたって驚異と感激をもって記しています。

 

○秋葉大権現

家光公が当山を再興された折、江戸の火伏せの為とて、徳川発祥の地に縁の遠州の秋葉大権現を移し勧請し併祀されたもので、現在、ご分身数体を有し、大森、羽田、目黒などの各区に亘る多数の講社によって信仰されています。

■年中行事

元旦~節分 だるま市
1月8日 初薬師御開帳護摩
毎月28日 護摩供修行
11月17日 秋葉大権現大祭