寺院紹介

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叡光山佛乗院 安養寺

所在地 〒183-0027 東京都府中市本町1丁目17-10
T E L 042-361-2248
交 通 JR/府中本町 徒歩6分
京王線/府中駅 徒歩15分
開 創 貞観元年 (西暦859年)
本 尊 阿弥陀如来

当山は、貞観元年(859)慈覚大師により開山されました。その後、中興開祖尊海僧正が勅命により永仁4年(1296)に再興し、明治維新前は武蔵総社大國魂神社の別当寺(神社の事務一切を司るところ)で14ヶ寺の末寺がありました。
寺格は徳川家康公より15石の朱印境内除地(免税)を賜り、徳川幕府代々当山住職が江戸城賀正登城の折りには、色衣を着用し、また、乗輿独礼をもって例としました。
明治16年には世良田長楽寺の末寺を離れ延暦寺の直轄寺となり、中興より今日に至るまで38世と続いております。
平成10年に改修工事成りました本堂は、幣串の記載から寛政元年(1789)に再建されたものであることがわかります。明治初年頃まで寺子屋としても使用され、また、明治8年6月には当寺を仮校舎として府中学校が成立、庶民への教育普及の役割も担っておりました。
本堂中央には本尊秘仏弥陀三尊、御前立の阿弥陀如来等が安置されております。左脇間には元三慈恵大師御影並びに不動明王等を、右脇間には昆沙門天・吉祥天・善膩師童子をお祀りしております。
観音堂は、当山第33世修多羅亮延大僧正の代に、副住職(後34世)関口簡永和尚との協力で、明治44年に建立されました。中央には浅草寺御分体の聖観世音菩薩、左右に不動明王・荼枳尼天を安置いたしております。多摩川33観音の第5番札所にもなっております。
山門は高麗門様式で、棟札から天保4年(1833)に再建されたことがわかり、平成元年の解体復元工事により現在の姿になりました。
また、当山には狸にまつわる伝説があり、府中市教育委員会より『たぬきのお坊さん』という絵本が出版されております。

 

 

写真の句碑は上林白草居先生の詠まれた句を刻んだものです。白草居は高浜虚子先生の弟子で、大正から昭和にかけてこの地域で活躍されました。当寺においても盛んに句会が催されました。
「鮎鷹に黛ひくく多摩の山」 白草居