寺院紹介

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国宝山甘露院 醫王寺(医王寺|通称:おおまるやくし)


所在地 〒206-0801 東京都稲城市大丸1417
T E L 042-377-1568
交 通 JR 南武線/南多摩駅 徒歩2分
開 創 宝永年間 (西暦1704~1711年)
本 尊 薬師如来

国宝山甘露院医王寺は、JR南武線南多摩駅南方150米、川崎街道筋北側高台にある寺である。
大正12年(1923)の大火により本堂をはじめ総てを焼失、古文書などもことごとく失ったため、由緒は不詳である。
本尊及び脇侍、眷属は村民により運び出され、現在に至っている。
宝永年間(1704~11)当時、村内に流行した難病の多きを憂い、平癒祈願のため一村民により、薬師如来を本尊に奉り開創されたと伝えられている。本尊は木彫坐像、二尺六寸、脇侍の日光、月光両菩薩、眷属の十二神将共に宮殿厨子内に安置されている。
寺の墓地西側の丘が「十三塚」の跡と比定され、元弘3年、正慶2年(1333)新田義貞の鎌倉攻めに際し、分倍河原での合戦の戦死者を弔うものであったとつたえられている。
現在の方七間、総欅入母屋造りの本堂は、昭和52年3月都道拡張計画により現台地に移転、再建されたものです。
本堂東側には多目的に利用できる国宝殿があり、多くの方々に利用されている。
境内中央西側に総高二丈三尺、平成元年5月に開眼した唐銅造立像の『大丸不動尊』があり、賑わいをみせている。
現在多摩川三十三観音霊場第二十三番札所及び関東九十一薬師霊場第二番札所になっている。

■年中行事

1月1日 修正会
3月 春彼岸会
4月8日 仏生会
5月第3日曜日 お施餓鬼会
9月 秋彼岸会
12月31日 大晦日

○国宝殿(多目的ホール)
TEL 042-377-8489