所在地 | 〒125-0033 東京都葛飾区東水元2-28-25 | |
---|---|---|
T E L | 03-3607-1758 | |
交 通 | JR 千代田線/金町駅 バス/しばられ地蔵 徒歩2分 |
|
開 創 | 貞和4年 (西暦1348年) | |
本 尊 | 釈迦如来 |
南蔵院は、今より650年余前の貞和4年、林能法印によって隅田川の畔り、業平の郷に開山されました。
本堂には釈迦如来を本尊として頂き、地蔵堂には大岡政談で知られるしばられ地蔵尊を祀り、太子堂には聖徳太子尊を安置して開山以来法脈を伝えること41世に及んでおります。その間、堂塔は幾多の盛衰変遷がありました。即ち、安政の大震火災、明治維新の兵禍等にも遇い衰微しましたが大正10年第39世円順僧正が丹誠を凝らして本堂、地蔵堂、天神社等を見事再建復興されました。しかしながら、大正12年の関東大震災の厄に遇い、一山悉く灰燼に帰しました。その後、昭和4年に現在地水元に移転遷座しました。当地は聖徳寺の境内を基本として、南蔵院境内地と統合合併し、約2,000坪の境内となり、昭和43年以来10年の歳月を費やして、地蔵堂、鐘楼、本堂、太子堂を再建し、書院庫裡の結構を整えることができました。
○庶民信仰と南蔵院
境内の地蔵堂には「しばられ地蔵尊」が安置されています。
元禄14年の造立と伝えられ、文政寺社書上によると、この地蔵尊は諸願成就、殊に難病平癒に霊験があり、信心の者が祈願するときは地蔵尊を縄で縛り、成就したときには縄を解くことから、しばられ地蔵と称したと記されています。現在、一般に盗難除けの地蔵尊として知られていますが、これは大岡政談の中の一説話として語られたことから始まります。
毎年、12月31日(大晦日)の夜、しばられ地蔵尊の縄解き供養が行われます。
また、大晦日と元日には厄除けから縁結びまで、あらゆる願い事を結ぶ開運の縁起・「結びだるま市」が開かれます。
1月1日 | 結びだるま市 |
---|---|
3月 | 春彼岸会 |
4月29日 | 施餓鬼会 |
7月7日 | 新盆供養会 |
12月31日 | 結びだるま市 除夜の鐘 しばられ地蔵縄解き供養 |
その他 | 毎月4日地蔵護摩供奉修 |