寺院紹介

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藤瀧山長谷寺 西藏院(西蔵院)

 
所在地 〒108-0073 東京都港区三田4丁目1番34号
T E L 03-3451-6336
交 通 JR 田町駅 徒歩10分
開 創 享徳元年 (西暦1452年)
本 尊 阿弥陀如来

西蔵院は、港区三田4丁目にあり、寺の前を通る道路は国道1号線(桜田通り)、また近くには、地下鉄やJR等の駅もあり、大変便利な場所に建っております。そのためか寺の近くには、学校や会社等のビルが多く建ち並んでいます。また昔この辺は、寺町と呼ばれており、今も色々な宗派の寺院が数多く集まり、緑が多く1年を通して様々な美しい姿を見せる街の中に、西蔵院はあります。
このお寺の開創は、享徳元年(1452)に実海僧正によって数寄屋橋内に建立され、寛永12年(1635)に現在の場所に移されました。当時、数寄屋橋内の寺地の様子は、山を背に寺は建ち、その右には川が流れ、左には深谷があり、その谷の中より白藤が背後の山に生登り、花の頃はまるで布引く瀧のようになった事から山号を藤瀧山と号し、また谷に臨んで寺が建っている事から、寺号を長谷寺と言うようになったそうです。
西蔵院の御本尊は、阿弥陀三尊像で江戸時代初期の作といわれています。作者については不明です。
あと西蔵院にはもう一体阿弥陀如来(平安末期作)、薬師如来(室町時代作)、日光月光菩薩、十二神将、地蔵菩薩、不動明王が安置されていますが、作者はいずれも不明です。その中でも薬師如来は秘仏となっているため普段は見ることは出来ませんが、江戸時代には草分薬師とも称し、その縁日はなかなか賑やかであったと伝えられています。また神仏が分離しない維新前には、三田春日神社の別当であったそうです。東京に大きな被害をもたらした関東大震災では、思いのほか被害は少なく済み、また第二次大戦中は軍幹部の宿舎となっていましたが、空襲等の被害は、受けなかったそうです。
西蔵院は、開創より現在に至る546年の間、地震や戦争等に遭いながらも昔と変わらぬ姿でこの街を見守り続けているお寺です。