行事報告

天台宗開宗1200年慶讃 東京教区授戒会

2007/04/21

平成19年4月21日 東叡山寛永寺根本中堂において天台宗東京教区主催の授戒会が厳修されました。

 

当日は広い根本中堂いっぱいに戒弟のかたが集まられ天台宗開宗1200年慶讃大法会にあわせて天台宗の円頓戒をお受けになりました。
この戒は、悪いことはしない、善いことを進んでする、世の中や、あらゆる人々のためになるように尽くすという仏のおしえの根本をなすものです。
はじめに説戒師のかたより授戒とはなにか、戒のあらましなど、授戒の際の大事なことがらのお話を聴きました。

 

伝戒和尚さまより「おかみそり」を授かる

 

 

続いて正授戒会となりお釈迦様、文殊菩薩様、弥勒菩薩様のもと、伝戒和尚さまより六つの門について説き示しいただき、戒弟者全員、伝戒和尚さまより直接に「おかみそり」を授かり、「仏舎利」を頭頂にいただき、伝戒和尚さまより三聚浄戒を授かりました。
みな本日授かった戒を「能く持つ」と誓いました。

 

説戒

 

 

伝戒和尚さまより後の六つの門について説き示しいただき「血脈、法名」を授かり法楽を行い、厳粛に正授戒会を終えました。
半日もかかる長時間の法儀でしたが、戒弟者全員有り難く戒をお受けになりました。

 

「仏舎利」をいただく