行事報告

行事報告一覧

平成19年度教区托鉢が行われました

2007/12/08

平成19年12月8日、恒例の教区托鉢(第22回天台宗全国一斉托鉢)が浅草寺境内宝蔵門前をお借りして行われました。好天にも恵まれ、多くの方々に浄財の御喜捨を賜りました。

 

平成19年度東京教区霜月会法要が厳修されました

2007/11/22

平成19年11月22日 天台大師入滅の日の法要「天台宗東京教区主催 霜月会法要」が目黒区碑文谷の円融寺様で、宗務所長の導師 東京教区各部代表の方々の御出仕により修法されました。
東京の都心にあっても広く静寂な円融寺境内の中にある示真殿で、天台雅楽会の雅楽の響きとともに、高祖天台智者大師報恩のため、10月に東京教区宗務所長に就任した大圓寺住職寺本亮洞師が導師を勤め、教区内寺院代表の方々の出仕で厳かに修法されました。
法要の後、住職を50年勤続された方、30年勤続された方、宗の公職を歴任された方、布教に功労のあった方、傘寿の方、公的な所から表彰を受けられた方々を御祝いしました。

 

天台宗開宗1200年慶讃 東京教区授戒会

2007/04/21

平成19年4月21日 東叡山寛永寺根本中堂において天台宗東京教区主催の授戒会が厳修されました。

 

当日は広い根本中堂いっぱいに戒弟のかたが集まられ天台宗開宗1200年慶讃大法会にあわせて天台宗の円頓戒をお受けになりました。
この戒は、悪いことはしない、善いことを進んでする、世の中や、あらゆる人々のためになるように尽くすという仏のおしえの根本をなすものです。
はじめに説戒師のかたより授戒とはなにか、戒のあらましなど、授戒の際の大事なことがらのお話を聴きました。

 

伝戒和尚さまより「おかみそり」を授かる

 

 

続いて正授戒会となりお釈迦様、文殊菩薩様、弥勒菩薩様のもと、伝戒和尚さまより六つの門について説き示しいただき、戒弟者全員、伝戒和尚さまより直接に「おかみそり」を授かり、「仏舎利」を頭頂にいただき、伝戒和尚さまより三聚浄戒を授かりました。
みな本日授かった戒を「能く持つ」と誓いました。

 

説戒

 

 

伝戒和尚さまより後の六つの門について説き示しいただき「血脈、法名」を授かり法楽を行い、厳粛に正授戒会を終えました。
半日もかかる長時間の法儀でしたが、戒弟者全員有り難く戒をお受けになりました。

 

「仏舎利」をいただく

平成18年度東京教区托鉢が行われました

2006/12/09

天台宗全国一斉托鉢として東京教区では平成18年12月9日 浅草の浅草寺様境内、宝蔵門において“地球に慈愛(あい)の灯(ひ)を”の旗のもと助け合い募金の托鉢を行いました。
当日は雨が降り続き、また気温が低い悪天候でしたが、浅草寺様には参拝される方が大変多く、工事中の宝蔵門の下に並んだ我々托鉢僧にもたくさんの方々が浄財を寄進してくださいました。

 

托鉢中の僧侶

平成18年度東京教区霜月会法要が厳修されました

2006/11/24

平成18年11月24日 天台大師入滅の日「天台宗東京教区主催 霜月会法要」が調布市の深大寺様で、東京教区各部代表の方々の御出仕により修法されました。
近くの小川のせせらぎがかすかに聞こえる静寂な本堂で、天台雅楽会の雅楽の響きとともに、高祖天台智者大師報恩のため、天台宗の代表的な法儀である常行三昧の法要を、東京教区杜多宗務所長導師により、総勢18名の教区内寺院の出仕で厳かに修法いたしました。
法要の後、住職を30年勤続された方、宗の公職を歴任された方、布教に功労のあった方、傘寿の方、公的な所から表彰を受けられた方々を御祝いしました。

 

霜月会法要

平成18年度東京教区団参が行われました

2006/10/01

平成18年10月~11月「開宗1200年慶讃 天台宗東京教区主催 比叡山参拝の旅」が東京教区各部ごとに行われました。
それぞれの部では各部ごとに参拝団を結成し比叡山延暦寺の諸堂で法要、参拝をいたしました。
そのなか7部と6部では延暦寺参拝の他、比叡山坂本にある律院で大行満の叡南俊照阿闍梨様の護摩供法要に参会、団員全員が御加持をしていただきました。

 

律院護摩堂前の団員 延暦寺釈迦堂に参拝

一隅を照らす運動東京大会が開催されました

2006/06/10

平成18年6月10日「第37回 一隅を照らす運動 東京大会」が千代田区の九段会館で開催されました。
当日は天候にも恵まれ、開場の1時間以上前からたくさんの方がお出でになり、開催時間になると1階から3階まですべての席がうまり、臨時のイスも用意されましたが、それでも立ったままで参会される方が出るほどの盛況でした。
第一部では天台声明音律研究会と天台雅楽会による声明雅楽法要に続いて、輪王寺門跡神田秀順大僧正お導師のもと各部代表の僧侶と参加者全員で伝教大師のお掛け軸に法楽をいたしました。
第二部は聖路加国際病院理事長、日野原重明先生に「いのちの輝き」と題して、これからの高齢者社会を生き抜くための指針となるご講演をいただきました。先生は所定の時間をはるかに超え、熱心に力強くお話をして下さいました。
先生は、この十月には九十五歳になられ、現役で患者さんを看、著書『生き方上手』は、日本最高齢でのベストセラーになっています。
なお、当日お寄せいただいた「善意の募金」は、総額百三十八万円余となりました。そのうち百万円を天台宗務庁地球救援事務局を通じてジャワ島地震救援支援金に、残金を教区の一隅を照らす運動救援基金に入金させていただきました。ご支援賜りました皆様に心より感謝申し上げます。

 

日野原重明先生

山家会ならびに頌寿会が行われました

2006/06/01

平成18年6月1日、山家会ならびに頌寿会が上野寛永寺根本中堂で行われました。
伝教大師入滅の日である山家会の法要は、代表的な天台論議の一つである法華八講が寛永寺御一山総出仕により厳修されました。
論議はあらゆる角度から経文の内容について質疑応答を重ね、学問と信仰を深めるための重要な修行で、平安の昔より今日に至るまで変わらず奉修されております。
法華八講は法華経八巻の各巻について問答を往復する法会で、道場中央に講師(こうじ:質問に答える学徳豊かな僧)と読師(どくし:論議の典拠となる経典を発表する僧)が相対して座す高座を設え、その周囲に多数の出仕僧が座し、論議会の諸役のほかに声明(しょうみょう:経典を節づけて読誦する仏教の儀式音楽)を唱える役を務めます。天台の法儀のなかでも大がかりなもので、論議節と呼ばれる独特の節回しや、普段の法要では唱えられることのない多くの声明が堂内に響きわたる厳粛な法要です。
法要の後、本年、頌寿を向かえられた、深大寺谷玄昭住職、寿福寺加藤良文住職、また叙勲、大臣表彰を受けられた光明寺青木孝彰住職、林光院古宇田亮延住職、大圓寺寺本亮洞住職、新たに住職になられた諸師を迎えお祝い申し上げました。

 

参会者